
先日の「山陽 鉄道フェスティバル2013」訪問時に、東二見車両工場の西側に廻り
姿を留める2506号車を金網越しに撮影してきました。
山陽電鉄では唯一残存するステンレスカーですね。
同型でアルミカーの2012-2505-2013が編成で姿をとどめるのに対し、
両端の制御電動車は姿を消し、中間付随車のみが残ります。
一説では清掃詰所に使用されているとか。
なお、2506号車の同一線上奥の車両は救援車の1500号です。
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- 2013/10/31(木) 23:23:47|
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現在、高架工事真っ盛りの阪急京都線淡路駅より徒歩約数分のところに有る
東淡路南公園に「EH10 61号機」が静態保存されています。
工事で更地やら新しいコンクリートの構造物が建ちはじめた淡路駅周辺を抜け、
戸建てや集合住宅が並ぶ閑静な地区にある東淡路南公園にたどり着くと突然
目前に姿を現しました。

屋根付きで車体全体を覆い尽くす白い金網で完全ガードされた状態で保存されています。
しかし、厳重というかなんというか。。。
側面の銘板

傍らにはEH10 61号機の説明板が。

EH10形電気機関車は昭和29年より製造され全部で64両製造されました。
黒い車体に黄色の帯を纏い、2車体連結の8軸駆動の大型機関車でその威容から
「マンモス」と呼ばれました。
昭和57年までに全機廃車となりましたが、唯一この「EH10 61号機」だけが保存
され姿をとどめています。
貴重な1両なので、末永く大切にされますように。

撮影:H25.5.26
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- 2013/05/26(日) 23:38:13|
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水間鉄道の終着駅、「水間観音」駅構内に、廃車となったクハ553号車が留置されています。
水間鉄道クハ553号車は元南海1201形のモハ1240号車。
昭和17年に木南車両で製造されました。
水間鉄道には昭和48年頃入線。
モハ510号車と改番され活躍しましたが、昭和59年に電動機・制御器を下ろしクハ553号車に
改造されました。さらに平成2年には1500V昇圧・車両近代化にともない廃車されました。
水間鉄道501形のなかでは唯一の現存車です。
以前は引退時のクリーム色でしたが、現在はクリーム色+赤茶色の旧塗装に
塗り替えられています。
H24.5.19 水間観音駅
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- 2012/05/19(土) 23:55:00|
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東海道本線・山陽本線の神戸駅の近くに「D51 1072」号機が保存・展示されています。
説明碑1

保存機の説明のようですが、実機の詳しい経歴は解説されていません。
説明碑2

平成4年にこの地に移設されたようです。
右側前方から

以前は荒廃していたそうですが、現在は綺麗に整備されています。
左側前方から

後ろの高架が東海道本線。神戸駅からは徒歩2・3分の近さ。
斜め前方より

D51戦時型の特徴となるカマボコ形ドームが目立ちます。
またキャブは密閉型に改造されており、俗に言う北海道仕様です。
すなわち「D51 1072」号機は「D51北海道戦時型」と呼ばれるグループとなります。
ということで当機は落成後廃車まで北海道内を出ることはありませんでした。
斜め後方より

密閉型キャブがよくわかります。
末永く美しい姿を保つことを願います。
撮影 H24.3.24
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- 2012/03/30(金) 23:28:30|
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先日、別府鉄道土山線の廃線跡の現状を見に行ってきましたので簡単に報告致します。
別府鉄道は土山線・土山~別府港(4.0km)と野口線・野口~別府港(3.6km)を有した鉄道で、
国鉄貨物輸送の合理化の煽りを受け、両線とも昭和59(1984)年2月1日に廃止となりました。
今回はその土山線の廃線跡を別府港から土山に向けて踏破しました。
まず山陽電鉄本線の別府駅を降り立ち、南の方へ行ってみます。
別府港駅跡付近

別府鉄道自体はタクシー会社として盛業中。
駅跡はこの周辺らしい。
機関区跡はショッピングセンターの駐車場と化したようです。
山陽電鉄との交差

カーブした道路が山陽電鉄との交差のところだけ狭くなっています。
続けて山陽新幹線とも交差します。
廃線跡は道路の敷地に転用され、「鉄道用地」の面影は何もありません。
さらに途中から上下2車線・歩道一部完備の立派な道路になってしまいます。
明姫幹線の交差点をぬけ、(中野駅の跡が、よく解らない…)川崎重工の工場が近づいてくると

道路沿い(廃線跡)の畑に貨車の廃車体が現れます。
別府鉄道に在籍したワ124ですね。(画像は再掲)
さらに歩を進めます。

平凡な道路風景が続きます。
そして「大中遺跡公園」にたどり着くと、廃線跡は「であいのみち」という遊歩道になります。

ここから「であいの道」が始まり…
右の白い建物は「播磨町郷土資料館」で、その裏手に

別府鉄道のDC302とハフ5の2両が保存・展示されています。(画像は再掲)
「であいの道」に戻って、「大中遺跡公園」を抜けると

喜瀬川の橋梁に。
土山側から別府港方向を見ます。
橋は吊り橋状の物に架け替えられ、土山側の橋台はこの画像の撮影場所付近と思われます。
さらに「であいの道」は続き…

街中の様相になっていきます。
マンションが現れ、右にカーブしていくと

JR山陽本線土山駅にたどり着きます。
現在土山駅は橋上駅舎に生まれ変わりかつての面影はありません。
別府鉄道土山駅は、橋上駅舎の手前側に有りました。
撮影H23.10.29
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- 2011/11/03(木) 23:59:12|
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別府鉄道土山線の廃線跡を辿っていると、川崎重工の工場の近くに有蓋貨車の廃車体が放置?
されているのが見えてきます。
これは別府鉄道で使用された有蓋貨車ワ124の車体です。
別府鉄道ワ124は元国鉄のワ3090で大正10(1921)年に別府鉄道入線。ワフ102となりました。
昭和30(1955)年にワ124に改番。同時期に鋼体化されたようです。
廃車時期は…… 不明?
現在、足回りは無くだるまさん状態。
農業機具の倉庫として利用されているようです。
鉄製有蓋車のような外観が特徴ですね。
画像ではわかりませんが台枠?の右側に「ワ 124」と白文字が書かれているのが判読できます。
別府側から歩いてくると…

こんな感じで現れます。
右の立派な道路が廃線跡だと思われます。
H23.10.29撮影
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- 2011/11/02(水) 23:58:01|
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別府鉄道のDC302とハフ5の2両が兵庫県の播磨町郷土資料館で保存・展示されています。
DC302

昭和28(1953)年、川崎車両製の元倉敷市交通局DC501。別府鉄道には昭和41(1966)年に入線。
主に構内入れ替え用として使用され、昭和59(1984)年1月31日の廃線まで在籍。
DC302運転台

ハフ5

昭和5(1930)年日本車両製の元神中鉄道ハフ10。三岐鉄道ハフ14を経て、昭和34(1959)年に別府鉄道入り。
全長9.3m程の2軸単車で、元々はガソリンカー。こちらも廃線まで在籍。
ハフ5車内

説明板

大中遺跡公園内の播磨町郷土資料館の裏に屋根付きで展示。
貴重な産業遺産として大切に保存され、運転台・客車内も公開されています。
播磨町郷土資料館へは、山陽本線土山駅より別府鉄道土山線の廃線跡を転用した「であいのみち」を
徒歩で約15分ほどです。
撮影 H23.10.29
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- 2011/11/01(火) 23:54:58|
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先週の日曜日に紹介した水明公園の
阪神電鉄国道線71号車と同形の71形74号車も尼崎市内の
蓬川公園に保存されています。
こちらも金網の柵の中に屋根つきで保存。集会所として利用されているようです。
公園内部より側面

訪問当日は、「囲碁・将棋」の寄り合いが行われており、一部の窓が開けられ室内灯も点灯
されています。
こちら側側面の1箇所の扉が開き戸に取り替えられていますね。
公園外の市道より反対側面

手前の木々が成長しているので多少見えにくいですが、公園外からも車両がわかります。
説明板

説明板の内容は71号車と同じようです。
公園内片隅に鎮座

車両の保存状況は71号車と同じようですが、草木の茂り方などによりこちらの74号車の方が
観賞しやすいですね。
蓬川公園へは阪神本線出屋敷駅下車北西へ徒歩約10分です。
撮影H23.10.15
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- 2011/10/16(日) 23:25:05|
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阪神電鉄本線尼崎センタープール前駅の高架下に2両の車両が保存されています。
2両とも阪神から和歌山県の野上電気鉄道へ譲渡され、平成6年3月31日同社の廃業まで活躍。
その後阪神電鉄へ里帰りしたものです。
左が1150号車(野上32号車)、右が604号車(野上24号車)。
チョコレート色に塗装され、状態も良いようです。
ただ二重の金網の柵に囲まれており(写っている柵のの手前にもう一つ金網の柵有り)、外からは
なかなか見にくい場所ですね。
この場所自体は阪神の職員の教習所のような施設になっているようです。
せっかくの貴重な車両ですのでイベント等で一般公開等をして欲しいですね。
撮影H23.10.8
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- 2011/10/10(月) 00:42:57|
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尼崎市の水明公園に阪神電鉄国道線で活躍した71形71号車が保存されています。
阪神国道線71号車は昭和12年3月に汽車製造で落成。昭和50年5月の国道線全廃まで活躍。
流線型の全面、大きな窓など優美なスタイルから「金魚鉢」と言うニックネームで呼ばれました。
金網で仕切られた中に鎮座し倉庫兼集会所として利用されているようです。
車両上部に屋根が設置されており状態は良い感じです。
ただ、周りの草木が生い茂り車両自体の観賞、撮影はやりにくいです。
反対側

中央扉が開き戸に代えられておりスロープが設置されています。
説明板

柵とスロープの手摺りで非常に説明が読み辛い。
水明公園へは阪神本線尼崎センタープール前下車徒歩10分。
尼崎競艇所の北側です。
撮影H23.10.8
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- 2011/10/09(日) 12:01:22|
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