
名鉄300系は名鉄小牧線と名古屋市交上飯田線との直通運転用の車両。
平成14(2002)年に4両編成8本が製造されました。
車体は20m級両開4扉、IGBT素子によるVVVFインバータ制御車で名鉄初のステンレス車。
車内は側扉間ごとに転換クロスシートとロングシートの区画が分けられる配置。
窓下に上飯田線のラインカラーの桃色の帯と、名鉄スカーレットの赤帯を巻く。
平成15(2003)年の上飯田線開通後は、名古屋市交7000形と共に平安通~犬山間の
直通運転にワンマン対応にて従事。
上写真 H15.3.29 名鉄小牧線 楽田~田県神社前
上飯田線開業・直通運転開始記念マークを掲出して快走する300系
地下化前の旧線を行く300系

H15.3.2 名鉄小牧線 味鋺~上飯田

H18.9.30 名鉄小牧線 小牧原~小牧
名鉄300系製造初年:平成14(2002)年
製造数:32両
台車:SS160/SS060
主電動機出力:170kW×4
製造所:日本車輌製造
スポンサーサイト
テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/11/25(水) 22:36:42|
- 名鉄
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
名鉄キハ10形は閑散線区の合理化を目的として、富士重工業製のLE-CarⅡの試験結果を
フィードバックし作られた12m級1軸台車のレールバス。
昭和59(1984)年にキハ11~キハ13までの3両が八百津線に投入。
車内はロングシートで非冷房でした。
翌、昭和60(1985)年には広見線御嵩方面、三河線西中金~猿投間にも運用区間が拡大され、
キハ14~キハ16までの3両が冷房付きで増備。
増備車は冷房ダクトを設置した関係で、初期車と側窓配置が異なります。
冷房車の均等化配置のため、広見・八百津線がキハ11・13・15、三河線がキハ12・14・16と配置。
バス用部品を多用していたため老朽化が速く、平成7(1995)年には廃車となり、キハ15・16の
2両のみ くりはら田園鉄道に譲渡されました。
撮影:H2.5.3
名鉄三河線 西中金 (キハ14+キハ21)
名鉄キハ10形
製造年:昭和59(1984)年
廃車:平成5(1995)年
製造数:6両
台車:FU-30D/FU-30T
機関出力:180PS×1(PE-6H)
製造所:富士重工業
テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/05/29(金) 22:11:26|
- 名鉄
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

完全逆光、跨線橋下で前面真っ黒な写真ですが…
唯一の5200系の記録なので。
名鉄5200系は昭和32(1957)年に6編成12両が登場しました。
5000系の改良・増備車ですが2両編成で、連結・解放を考慮し前面貫通型となりました。
また側面窓が下降窓となり、車体側面がストレートとなり車体長もわずかに伸び19m級
となりました。
昭和39年には1編成を除き5000系モ5150形を組み入れ4両編成化。
昭和53(1978)年以降、特別整備時に側面窓の下降窓を2段式のユニット窓に交換。
その後国鉄との乗客獲得激化や5000系と同様の理由により、昭和62(1987)年までに
廃車されました。
機器等は5300系に再利用され、車体は豊橋鉄道に譲渡され豊橋鉄道1900系として再起しました。
製造初年:昭和32(1957)年
廃車:昭和62(1987)年
製造数:12両
台車:FS-315
主電動機出力:75kW×4
製造所:日本車両
撮影:S60.4.6 名古屋本線 新一宮
テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/06/15(土) 22:10:36|
- 名鉄
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
名鉄5000系(初代)は
名鉄初の高性能車として昭和30(1955)年に登場。
4両編成で登場し昭和32年にはモ5150形を2両組込み6用編成化。
昭和39年には再び4両編成に戻されモ5150形は5200系に組み込まれ、同系
5本が4連化されました。
車体は18m級2扉、丸みを帯びたセミモノコック構造。
車内は転換クロスシートで戸袋窓部のみロングシート。
登場時は名古屋本線の優等列車に使用されましたが後継の5500系、7000系等が
登場するにつれ下位列車、支線直通列車にも運用。
昭和46年頃より特別整備(窓枠のアルミサッシ化等)が行われましたが、非冷房車
だったため昭和61年までに廃車となり機器等は5300系に供出されました。
写真はモ8617が撮影した唯一の
名鉄5000系(初代)の写真。
製造初年:昭和30(1955)年
廃車:昭和61(1986)年
製造数:30両(含、モ5150形10両)
台車:FS-307/FS-307A(モ5150形FS-315)
主電動機出力:75kW×4
製造所:日本車両
撮影:S61.3.25 名古屋本線 新一宮
テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/05/02(木) 20:20:33|
- 名鉄
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

S63.8.27 高山本線 鵜沼付近
名鉄キハ8000系使用の国鉄高山本線直通の列車は昭和40年8月に準急「たかやま」号として登場。
運転区間は神宮前~髙山間。
翌、昭和41年3月には急行に格上げ。同年12月には飛騨古川まで運転区間を延長。
昭和45年7月に愛称を「北アルプス」号に改称。同時に、夏季に富山地鉄立山までの延長運転を開始。
昭和51年3月に
特急に格上げされました。
昭和59年7月夏季延長運転を廃止。
昭和60年3月、神宮前~富山間の運転となるも、平成2年3月に高山止まりとなる。
平成3年3月に後継のキハ8500系に置き換わり、キハ8000系は廃車されました。
キハ8000系時代の
特急「北アルプス」号は、その末期に数回撮影することができましたので、
その時の写真をつらつらと。
キハ8000形

S63.8.27 高山本線 鵜沼付近
上写真の後追い。
1エンジンのキハ8000形が最後部。
犬山橋上の
特急「北アルプス」号

H1.8.12
名鉄犬山線 新鵜沼付近
キハ8000系3連で犬山橋の併用軌道を行く。
キハ8200形

H1.8.12
名鉄犬山線 新鵜沼付近
2エンジンのキハ8200形が最後部。車体がキハ8000形と比べ1m長い。
ポジショニング?を誤ったため、先頭車が半分切れてしまいました。。。
その後も
名鉄キハ8500系使用でJR~私鉄直通の
特急として運行されましたが、
利用客の減少等により、平成13年10月に廃止されました。
テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用
- 2016/10/12(水) 23:01:34|
- 名鉄
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

H17.3.27 名鉄美濃町線 野一色 (モ876+モ875)
名鉄モ870形は昭和51(1976)年に美濃町線に登場した路面電車で、元は昭和40(1965)年製
の札幌市交通局A830形。
2車体1編成の連接車で、モ871~モ876(元札幌市A837~A842)までの3編成が在籍。
名鉄では塗装の変更、側窓の開閉化、ステップの取り付け等を実施。
昭和63(1988)年に余剰車としてモ871-モ872の1編成が廃車。
残りの2編成は平成8・9年に冷房化及び側窓改造等を実施。
更に平成12(2000)年には600V専用から600/1500V複電圧化及びワンマン化工事を実施。
しかし平成17(2005)年4月の岐阜地区600V電圧線区の廃線により余剰となり、平成18(2006)年
2月に廃車となりました。
上写真は最晩年の姿。
冷房改造工事後

H.9.8.31 名鉄美濃町線 徹明町 (モ873+モ874)
非冷房時代

H5.4.29 名鉄美濃町線 徹明町 (モ875+モ876)
モ874車内の札幌時代のローレル賞プレートと成田山のお札

H17.3.26 モ874車内
テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用
- 2016/02/16(火) 23:01:53|
- 名鉄
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
平成5年8月12日に名古屋市営地下鉄鶴舞線の庄内緑地公園~上小田井間が
完成し、名鉄犬山線との相互直通運転が開始されました。
本日は、その相互直通運転開始より20周年を迎えます。
今回はその相互直通運転開始当日の記念ヘッドマーク付きの列車の画像を。
名古屋市3050系

名鉄犬山線相互直通運転開始に伴い制作された3050系。
黄緑色の大きなヘッドマークを付けていました。
名鉄犬山線 岩倉
名鉄100系

この時に6連化された名鉄100系。
大きなヘッドマークを掲げて運転されていました。
名鉄犬山線 江南~柏森
記憶が確かなら、この時のヘッドマーク付きの編成は各々数本(1~2本?)だったと思います。
テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用
- 2013/08/12(月) 00:12:23|
- 名鉄
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

平成23(2011)年12月17日(土)、名鉄常滑線・河和線の太田川駅の高架化が完成し共用が開始されました。
上画像は高架化された太田川駅外観。
(東側駅前広場は工事中!)
駅構内案内図

改札階(地上)、2階ホーム、3階ホームの3層構造。
また2階ホーム、3階ホームの間に乗り換え用の中3階も。
2階ホーム

撮影ホームが1・2番線ホームで中部国際空港・河和方面行が発着。
向かいが3・4番線ホームで中部国際空港からの名古屋方面行が発着。
2階ホームより中部国際空港・河和方面を望む。

真っ直ぐ直進すると中部国際空港方面、左にカーブしていくと河和方面。
中3階。

2階ホームと3階ホームとを中継する中3階スペース。
2階ホームを見下ろすビュースペースですね。
3階ホーム。

5・6番線ホームで河和方面からの名古屋方面行が発着。
さすがに3階ホームともなると高さがあるので太田川の街並みが一望できます。
新しいビュースポットですね。
今回は新駅が主役ですのでほとんど車両の影のない画像でお送りしました。
テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2011/12/19(月) 23:58:24|
- 名鉄
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

H22.5.3 名鉄瀬戸線 大曽根~矢田 (6751F+6752F)
名鉄瀬戸線に在籍する6750系は、昭和61(1986)年に1次車2連2本、平成2(1990)年に
2次車4連5本のあわせて24両が製造された通勤車両です。
本系列は製造時に本線系列で廃車となったAL車の下回りを流用しているため釣り掛け駆動の
旧性能車で、現在廃車がすすんでおり1次車4両(6751F,6752F)と2次車4両(6756F)の計8両
が残って(H22.5現在)最後の活躍をしています。
蛇足ながら1次車と2次車の車体が大きく異なるのも特徴です。
上画像は1次車、下画像は2次車の共に最近の姿です。
どちらも塗装が痛んでいるのがよくわかりますね。

H22.3.21 名鉄瀬戸線 尾張瀬戸
テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用
- 2010/05/13(木) 00:10:35|
- 名鉄
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

H22.5.2 名鉄各務原線 名鉄岐阜
今年(H22)の3月末より運行を開始した名鉄5600形です。
名鉄5600形はもともと5700系の6連化用中間車として登場したモ5650形とサ5600形。
5701Fと5702Fに2両ずつ組み入れられました。
しかし6連運用の減少にともない、5701F、5702F共に4連化。
編成から外されたモ5650形とサ5600形は、うち2両(サ5601・モ5652)に同時期廃車となった
5300系の運転台を取付けの上これら4両で4両編成1本を組成しました。
従来の5700系の編成と比べると運転席後ろの窓と座席が無い為外観から容易に判別できます。
この4連1本のみの特異な存在の5600形。
この日昼過ぎに名鉄岐阜駅各務原線ホームの側線でお昼寝しているところに運良く?遭遇しました。
今回の画像はその時のスナップです。
テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用
- 2010/05/06(木) 21:44:43|
- 名鉄
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
次のページ