平成17(2005)年に廃線となった日立電鉄。
先ごろ発売となった
「鉄道コレクション 第8弾」で日立電鉄3000系3024号車
がラインナップされたこともあり、懐かしい写真を引っ張り出してみました。

H7.5.1 大橋~川中子
日立電鉄名物(?)の大橋架道橋を行く3021号車です。
日立電鉄3000系は平成4(1992)年から営団銀座線2000系車輌を改造して
登場しました。
両運転台式で当初からワンマン対応。
主に日中の単行ワンマン運転に活躍し、同型同士の2連や2000系と組んでの
3連としても使用されました。
最終的には3021~3027までの7両が登場。
冷房付が当たり前の世の中で非冷房で竣工。
計画当初は9両予定されていましたが7両で終了。
残りの2両は銚子電気鉄道へ振り向けられ同社のデハ1001・1002になりました。

H17.3.19 大甕
大甕駅構内に留置の3025+3023。
この2両は平成15(2003)年にオレンジとクリームの以前の旧型車塗装に
塗り替えられ、編成も2両固定化されました。
後ろに見える2両は2000系2008+2009のイベント車両「呑電日立号」です。

H17.3.19 常北太田
常北太田駅構内に留置の3022号他、2000・3000系群。
平成14(2002)年12月から日立電鉄は終日2連化されたため3000系
の大部分は休車となりました。
これらの車両は休車のまま最終日を迎えたと思われます。
日立電鉄での活躍は10年余り。他社への譲渡もありませんでした。
冷房さえ付いていれば、再起の道もあったかも……
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- 2008/10/07(火) 23:36:16|
- 地方私鉄
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