
H5.3.21 阪急今津線 仁川~小林
阪急3000系は昭和39年から合計114両が建造された神戸・宝塚線用の車両です。
当時、神戸線系統及び宝塚線系統の架線電圧の600Vから1500Vへの昇圧が計画されており
その昇圧対応車として登場しました。
電動車は2両1組とし、600V時は各々単独で動作し、1500V時には高圧車、低圧車として直列で
接続するおしどり方式を採用。昇圧時に威力を発揮しました。
主電動機は170kw×4で台車はFS-345(M車)、FS-045(T車)を採用。
昇圧後は2000系・2021系をT車として編成内に編入し8連化。
冷房改造は5000系に続いて、昭和49年より始まり昭和59年には全車完了。
同時に1C8M化が実施され3000形のパンタは撤去され3500形がパンタを2台装備。
冷改途中より、行き先表示幕取り付けも開始されました。
現在、9000系の増備により廃車が始まっていますが、8連は神戸線・宝塚線で、T車2両を抜いた6連
が今津(北)線で、編成分割した4連が伊丹線・箕面線で活躍しています。
上写真は今津線での冷改・非方向幕車。
冷改後行き先表示幕取り付け車

H3.5.25 阪急神戸本線 武庫之荘~西宮北口
冷改・行き先表示幕取り付け同時施行車(スイープファン設置)

H11.5.1 阪急神戸本線 十三
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テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用
- 2011/10/27(木) 22:57:21|
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