能勢電鉄が運営する妙見の森リフトがきたる令和5(2023)年12月4日に妙見の森ケーブルと共に廃止されます。
(営業は12月3日まで。)
妙見の森リフトは大正14年に開業した妙見鋼索鉄道上部線で、昭和19年に戦時不要不急路線
として下部線と共に廃止。
それが、戦後昭和35年に能勢電気軌道の手によって下部線はケーブル、上部線はリフトとして
復活されたものです。
しかし近年の厳しい経営状態と施設の老朽化により廃止が決定しました。
リフト全景

木々が生い茂っており全景は分かりにくいですが、手前のふれあい広場の乗り場はよくわかります。
ふれあい広場乗り場

妙見の森ケーブルのケーブル山上駅から徒歩約5分のところ。
上りリフト

索道の下にも花々が。
妙見山乗り場

ここから妙見山山頂へはここから。
下りリフト

下りの方が若干スリルがありますね。
能勢電鉄 妙見の森リフト区間:ふれあい広場~妙見山
営業キロ:0.6km
最急勾配:17°
平均勾配:8°
搬器数:146個(1人乗椅子式)
運転速度:0.8m/sec
高低差:87m、妙見山のりば=標高587m、ふれあい広場のりば=標高500m
駅数:2駅
所要時間:12分
普通運賃:大人片道¥400 大人往復¥800
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テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2023/11/02(木) 23:49:07|
- 地方私鉄
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