
H2.5.1 近鉄名古屋線 箕田~伊勢若松
近鉄10400系は昭和36(1961)年に登場した特急専用車です。
ク10500+ク10500+モ10400+モ10400の4連2本が作製されました。
モ10400形同士はユニットとなっておりク10500形は必要に応じて開放可能となっていました。
これにより2~4連の自由度の高い運用が出来、トランプのエースになどらえて「エースカー」と
愛称されました。
登場時は主電動機が125Kw(MB-3020D)のものを搭載していましたが、4連時の大阪線連続
勾配区間での性能低下が問題となり、昭和42年に11400系と同じ145Kw(MB-3064AC)のもの
に取り換えられました。
昭和49年には車体更新が行われ、4連固定化、前面改造、冷房装置の変更等が行われました。
冷房装置は奈良線8000系の冷房改造用に用意されていたものが使用されたと言われています。
以後は2本共名古屋線系統で使用され、平成4(1992)年に廃車されました。

S63.5.3 近鉄志摩線 賢島
近鉄志摩線賢島駅特急ホームに停車中の10401F。
この時、前から2両目のモ10401に宇治山田まで乗車しました。

H1.5.5 近鉄名古屋線 桑名~益生
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テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用
- 2016/11/03(木) 22:51:44|
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