
桃花台新交通100系は、名鉄小牧線小牧駅から桃花台ニュータウンの桃花台東駅までを
結んでいた桃花台新交通桃花台線(ピーチライナー)用の案内軌条式の車両です。
車体は全長8300mmで、先頭から110型+120型+130型+140型の全電動車で4両編成を組み、
終端駅ではループ線を廻り常に110型が先頭となります。
そのため客用扉は進行方向右側の車体中央に1箇所設けられました。
車内は2-1配列のクロスシートを配備。
平成3(1991)年の3月25日の開業時に日本車輌製の3編成(第1 - 第3編成)、三菱重工業製の2編成
(第4・第5編成)の計5編成が用意され活躍をはじめました。
しかし乗客数が当初の予想を大きく下回り、一度も黒字になることなく多額の累積赤字を抱え
開業16年目の平成18(2006)年10月1日に廃止となりました。
100系車両も全車廃車となりましたが、一部車両が売却され存在するようです。
上写真 H18.9.30 小牧~小牧原
桃花台センター駅を出発する100系

H18.9.30 桃花台西~桃花台センター
さよならヘッドマークを付けた最終日の100系(1編成のみに装着)

H18.9.30 桃花台西~桃花台センター
2両目の120型

3両目の130型

最後部の140型

回送用の簡易運転台を設ける。
3枚とも H18.9.30 桃花台東車両基地
桃花台新交通100系製造初年:平成3(1991)年
廃車:平成18(2006)年
製造数:20両
台車:日車製ND-324 ND-324T/三菱重工製MDC MTC 中子付スチールゴムタイヤ
主電動機出力:110kW
製造所:日本車輌製造/三菱重工業
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- 2021/01/06(水) 22:28:02|
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