伊賀鉄道200系は平成21(2009)年より導入した元東急1000系車両。
当時、老朽化が進んでいた860系を置き換えるべく入線。
モ200形+ク100形の2両編成5本が在籍。
車内は元のロングシートをベースに京阪9000系・8000系発生のクロスシートを4脚8人分設ける。
制御方式は東急時代と変わらずVVVFインバータ制御。
201編成(青忍者ラッピング車 元東急デハ1311・クハ1010)

モ201+ク101
R5.5.3 上野市

ク101+モ201
H22.5.3 伊賀神戸
モ201運転台側側面に

松本零士先生のサイン
R5.5.3 上野市
202編成(ピンク忍者ラッピング車 元東急デハ1310・クハ1011)

モ202+ク102
R5.5.3 上野市 (再掲)

ク102+モ202
H22.5.3 比土~上林
203編成(元東急デハ1406・クハ1106)

モ203+ク103
R5.5.3 上林

ク103+モ203
R5.5.3 比土~上林
204編成(ふくにん列車 元東急デハ1206・クハ1006)

モ204+ク104
R5.5.3 上林

ク104+モ204
R5.5.3 比土~上林
205編成(緑忍者ラッピング車 元東急デハ1306・デハ1356)

モ205+ク105
R5.5.3 比土~上林

ク105+モ205
R5.5.3 比土~上林
ク105車内

木材が多用された、「木育トレイン」。
クロスシートは京阪8000系の発生品を運転台側に向きを固定して配置。
R5.5.3 伊賀上野(停車中)
伊賀鉄道200系製造年:平成元(1988)年~平成2(1989)年
譲渡年:平成21(2009)年~平成24(2012)年
台車:TS-1004・TS-1005・TS-1006
主電動機出力:130kW×4
製造所:東急車輛製造
改造所:東急テクノシステム
製造数:2両×5編成 10両
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テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用
- 2023/05/11(木) 21:50:34|
- 地方私鉄
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
こんにちは。
いかにも改造者らしく、編成によってまちまちのデザインになっているのが興味深いです。
東急の車両は、地方私鉄に人気があるのだろうと思います。
それでも、18m級の車両はもう大手私鉄ではだいぶ減ってしまい、これから先はこのような車両はなかなか手配しづらくなるのでしょうね。
伊賀線の路地裏を走るような、急カーブの線路をゆっくりと走る様子と、VVVFの音がどうにも不釣り合いに思えて、乗っていて楽しい路線でした。
近鉄時代、今、変わらずに魅力ある路線だと思います。
- URL |
- 2023/08/10(木) 11:01:00 |
- 風旅記 #O7xVy9HA
- [ 編集]
風旅記さん、いらっしゃいませ!
コメントありがとうございます。
近鉄時代から忍者ラッピング車を走らせている伊賀線。
860系からステンレス・VVVFインバータ制御の200系にバトンが引き継がれましたが
沿線風景はそれほど変化が無いように見受けられます。
クロスシートに身をゆだねて景色を眺めるのも楽しい路線ですね。
- URL |
- 2023/09/15(金) 23:36:27 |
- モ8617 #-
- [ 編集]