天橋立駅前のバス停で加悦フェローラインバスのマイクロバスに乗り込みます。
北近畿タンゴ鉄道の線路沿いを走っていき、野田川駅前からは旧加悦鉄道の廃線跡に沿って進んでいきます。途中、町役場にも寄りますが、そこが旧加悦鉄道の終点加悦駅跡のようで旧加悦駅駅舎も残っています。
約40分で加悦SL広場に到着。ここは幹事長さんが8人分の運賃をまとめて払います。(一人¥690)
到着したバス。

さて加悦SL広場というのは昭和60年に廃線となった旧加悦鉄道が加悦駅構内で自社の廃車・休車の車両を保存・展示していたのが始まり。
鉄道線廃止後も保存・一般公開がされていましたが、その後大江山鉱山駅跡に場所を移して再オープン。現在、一部車両の動態保存展示も行われています。
オープンは10:00からですが、もう入場しても良いとのこと。入場料金は一人¥500で硬券タイプの入場券を、またまた幹事長さんがとりまとめて購入し、いざ入場!

構内は2号機関車をはじめ27両もの車両が展示。
各車両に説明板が設置されています。中には展示のため国鉄から借り入れたままになっているものも、ちらほら…
モ8617が気になった車両を少し紹介。
DB20

森製作所製のロッド式2軸ディーゼル機関車。
八重山鉄ちゃんさんと「SLの台枠を流用して造ったやつ?」と話していたのですが、後で調べるとこのDB20は加悦鉄道が森製作所に発注した新製ディーゼル機関車でした。
しかし、形はSLの台枠を流用して製作された、いわゆる“森ブタ”と同じですな。
キハ08 3。

旧型客車オハ62形を改造してディーゼルカーに変身した珍車。
北海道の国鉄線で使用された後、加悦鉄道に興し入れ。
以来加悦鉄道の主力車として活躍。
SL広場の片隅で営業中のカフェトレイン蒸気屋の2両編成を裏側から。

奥の車両は見た通り、元南海貴志川線の1201形1202号車。
手前の車両は大改造されて原型の面影がまったくありませんが、車体には「3104」の車号が付いています。
実は東急の「サハ3104号車」の成れの果てで、この車両も加悦鉄道の客車としてグリーン塗装で稼動。しかし、状態が悪く数年で引退。以来見学者の休憩車などに使用され何回かの改造を経て現在に至ります。
昼食はこのカフェトレイン蒸気屋で頂きました。
南海車の車内にはオリジナルのシートも残りいい感じでした。
さて、すっかりSL広場を楽しんだ後は13:12発のバスで戻ることとなります。
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- 2007/11/03(土) 03:46:48|
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