
H17.11.20 大日検車場(敷地外より撮影)
先ごろ谷町線用の新車として30000系が落成しましたが、それに伴い
置き換え対象となる大阪市営地下鉄で最古参の30系の先行きが
見えてきました。
30系は昭和42年に落成した7000・8000形に端を発し、以後万博輸送等の為
大量に増備され北大阪急行7000系、8000系の編入車を含め昭和59年までに
363両が製造されました。
車体は18m両開き4扉で、セミステンレス車とアルミ車が存在。
御堂筋線をはじめ、谷町、四つ橋、中央、千日前の各線で活躍。
現在、セミステンレス車6連7本とアルミ車6連6本の計78両が在籍し
すべて谷町線に配置されています。
これらは昭和48年以降に製造されたマイナーチェンジ車で新30系と呼ばれており
特にアルミ車は大型形材を用いたので丸みを帯びているのが特徴です。
また30系の中でも経年が浅かったため冷房改造も行われました。
(新30系自体は83両製造)
画像の左と真ん中(3546と3549)がアルミ車で右(3592)がセミステンレス車です。
新車の30000系が今春に運用を開始し増備が順調に進めば30系の淘汰も数年で
完了するものと予想されます。
ただ谷町線は終着の八尾南駅を除いて全線地下区間ばかりですので30系の記録
を残すのも容易ではないでしょう。
狙い目は両端の車庫、八尾検車区とこの大日検車場でしょうか。
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テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用
- 2009/01/07(水) 00:25:54|
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