11月11日(土)・12日(日)の2日間、大阪市交通局緑木検車場内に設置されている
市電保存館・車両保存館の一般公開が行われました。
大阪市のこのイベントは毎年1回のみ行われていますが、去年から車両保存館の一般公開も
行われるようになりました。これにより会場がかなり広くなり、ゆっくりと見学できるようになりました。
今日12日に行ってきましたが、日が射したと思えば曇ったり、はたまた小雨がぱらついたりとした
天候でかなり寒く感じました。
主な展示車両を紹介します。
旧100形(105号車)
今日はこの車両が第一目的。昭和8年田中車輌製です。

今年のスルッとKANSAI電車・バスまつりにも登場したゼブラバス、日野BT-11。
車内のシートモケットはかなり擦り切れていました。

四つ橋線カラーの30系(3062号車)。旧7001号車で30系のプロトタイプ。正面貫通扉が幅広なのが特徴。
昭和42年近畿車輌製。
車内では今年12月24日に開業する「今里筋線」関連の展示がされていました。

ニュートラム105-06号車。
この初期型は全車引退してしいましたが同時期に新製されたポートライナー8000形は今尚現役。
昭和56年新潟鉄工製。

こちらは、車両保存館から徒歩2・3分離れたところにある市電保存館。
全部で6両の大阪市電が保存されています。屋根付きの立派な建物ですがかなり手狭で
車両1両、1両の写真はかなり撮りにくいです。

2年前までの公開はこの市電保存館のみでしたので狭い中に見学者が多数押し込まれる感じでした。
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テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用
- 2006/11/12(日) 23:44:34|
- 都市公営鉄道
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| コメント:2
>旧100形
梅田という表示を消せばアメリカの戦前の地下鉄車両と見分けがつかないですね。
この塗装もネットをさまよっていてアメリカの地下鉄で見たことがあるような…
- URL |
- 2006/11/14(火) 00:31:46 |
- inkline #-
- [ 編集]
inklineさん、いらっしゃいませ!
この大阪の地下鉄建設時には技術者が欧米に派遣され多数の技術資料を持ち帰ってきたのが大いに影響していると思います。
そして戦前の車両から転落防止柵を備えていたのは特筆されると思います。
- URL |
- 2006/11/14(火) 23:29:44 |
- モ8617 #-
- [ 編集]